2019.07.27
将棋駒
一般的な彫り駒は駒師とよばれる専門職人の手作業によって工芸的に制作されています。
彫り駒の一般的な製法として、原料となる木を駒の大きさに切って整えたあと、書体に合わせて木地を彫っていきます。その表面に漆を塗り、サンドペーパーで研ぎ出して駒とします。
彫り方と漆の使い方によって、書き駒・彫り駒・彫り埋め駒・盛り上げ駒に分けられます。
近年では、手彫りの駒はとても貴重品になります。
大竹竹風(おおたけ ちくふう)は、神田出身の日本の将棋駒師で、竹風駒は羽生善治が愛用していることで知られ、タイトル戦でも使用される貴重な品物です。